介護職

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介護職の社会人にとって健康維持というのは大切な事だ。
理由は2つある。
1つ目は、利用者に風邪やインフルエンザなどの感染症をうつしてしまうかもしれないからだ。
体力がある人が風邪やインフルエンザになったとしても、数日間身体を休め薬を飲めば回復する事ができる。
しかし、体力の低下している高齢者にとっては、ちょっとした風邪であっても命を危険にさらしてしまうリスクが伴う。
介護職の職員自身が病気に発症していなくても、介助中に利用者から感染して病気になるという事も想定される。
高齢者となると数日間の休息や薬でもなかなか治ることができない。
利用者の命に影響が出るため、職員自身が感染源にならないよう気を付ける必要がある。
2つ目は、心が病んでであった場合、転倒や服薬ミスといった重大事故につながりかねないからだ。
例えば嫌な事があって気分が落ち込んでいたとする。
すると、普段なら気を付けていた事、できていた事ができなくなる。
介護職にとって、できていた事ができなくなるという事は利用者を傷つける危険を含む。
例えば、身体介護中に自分自身が転んでしまうかもしれない、薬を間違えて渡してしまうかもしれない。
ちょっとした気の緩みが大きな事故につながりかねないのだ。
体の健康のみならず、心の事にも配慮しなければ、そのまま利用者に悪影響となってしまう。
介護職として働く社会人にとって身体と心の二つの健康維持に努める事が利用者のためにもつながるのだ。

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